レクチャー シリーズ6 絵本で出会う現代アート

日時:2014年8月3日(日)14:00〜16:00

会場:三鷹ネットワーク大学

講師:うらわ美術館 キュレーター 山田志麻子

 

 

現代アートというと「難しい。」「よくわからない。」「敷居が高い。」という印象をお持ちの方が多いようですが、子どもたちに人気のある絵本『もこ もこもこ』や『じゃりおじさん』など普段私たちが親しんでいる絵本の中には、時代の先端で活躍しているアーティストが手掛けた絵本があります。

そう絵本は、アート作品なのです。

今回は、絵本の身近で贅沢な楽しみを知っていたこうと、うらわ美術館 キュレーター山田志麻子さんに、絵本を窓口に、現代アートの作家、作品を紹介していただきました。

 ご紹介いただいたのは、元永定正、大竹伸朗、新宮晋、ブルーノ・ムナーリ、村山知義、島袋道浩、柏原えつとむの7人の作家。難しそうだと構えてしまいがちな現代アートも絵本から入ることで身近に感じ、絵本の新しい魅力を知ることができました。

最後に、「現代アートは、わからないことがおもしろい。1歩踏み込めば、おもしろい世界が見えて来るんです。」と語った山田さん。

この夏、絵本で、美術館で、現代アートの「わからない」を楽しんでみたいと思いました。

 

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